11月28日(水)19:00~
ウーマン・イン・ホワイト@青山劇場
XB列
キャスト:
マリアン・ハルカム:笹本玲奈
ローラ・フェアリー:神田沙也加
ウォルター・ハートライト:別所哲也
パーシバル・グライド卿:石川 禅
アン・キャスリック:山本カナコ
フレデリイック・フェアリー:光枝明彦
フォスコ伯爵:上條恒彦
指揮:塩田明弘
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
ホリプロHPによる動画はコチラ→http://www.horipro.co.jp/ticket/MOV/wiw20071120_300k.asx
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
画家のハートライト(別所哲也)は富裕な地主の娘姉妹に絵画を教えることになり、彼女たちの住む郊外の屋敷に旅出つ。その道すがら、彼は、白いドレスに身を包んだ幽霊のような女に遭遇する。女は誰かに追われているらしく助けを求めるが、やがて秘密めいた言葉を残して忽然と闇の中へ消えていった。その出会いが、彼の運命を生涯変えることになろうとは彼は知らなかった。
翌日、屋敷に着いたハートライトを出迎えたのは、利口で気丈な姉マリアン(笹本玲奈)と美しく控えめな妹ローラ(神田沙也加)の異父姉妹だった。妹のローラが、昨晩会った白いドレスの女とあまりにも似ているので驚くハートライト。彼は昨夜の不思議な出来事を二人に話す。
父母亡き後、支えあって生きるマリアンとローラ。姉妹はハートライトに導かれ、美しい英国の自然の写生にいそしむ。森の中で、三人の前にまたもやあの白いドレスの女が現れた。互いの目を疑うほどに、ローラと彼女は生き写しだった・・・。
性格が正反対の姉妹二人は、そろってハートライトに恋をしてしまうが、彼の心をとらえたのは妹ローラの方だった。愛し合うハートライトとローラを前に複雑な気持ちのマリアン。二人のために自分の思いはあきらめたものの、ローラには亡き父に結婚を定められた許婚のグライド卿がいるからだ。父から相続した財産を守るため、泣く泣くグライド卿(石川禅)と結婚するローラ。傷心のハートライトは、ロンドンへ去る。
結婚当初は紳士然としていたグライドだったが、次第に恐ろしい本性を現し 暴力を振るい始める。彼の目的は財産だけだったのだ。虐待され、ボロボロになったローラの前に、白いドレスの女―アン・キャサリックが現れる。二人にまつわる重大な秘密を彼女が告げようとしたとき、グライドが現れて、彼女らを捕らえてしまう。
翌朝、グライドはローラが自殺したと告げ、マリアンを追い出す。妹の死とグライドの態度に疑念を覚えたマリアンは、グライドの悪友である医師ファスコの助言を求めるが、はぐらかされたので、逆に疑いを強める。真相を究明するため、彼女はハートライトのいるロンドンを目指す・・・。
グライドとフォスコの正体は? ローラとアンの関係は? 二人の安否は? 失意のハートライトはマリアンに協力するのか? 真実の愛は勝つことができるのか?
HPより
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
お席がXBだから2列目だー、と思って行ったら、センターブロック以外はXBは最前列だった・・・。
初めて観るミュージカル。当たり前か、日本初演だものね。
主役のマリアンは笹本玲奈ちゃん。レミぶりだ。と思ったら、石川禅ちゃんも、別所哲也さんもレミぶりだ。
玲奈ちゃんは一応座長さんなのでがんばっておりました。
彼女の歌はなんだか重みがあって好きなのです。
最近ずいぶんと大人な感じになりましたよね。
神田沙耶加ちゃんは初めて見ました。
高い声はでるし、澄んでいる、が、声が細い。もうちょっと声に重みが欲しい感じ。
このキャストの中ではヘタすると埋もれてしまう感じがあるので。
内容を殆ど知らないで行ったので、最初はなーんだか、まったりとしたお話だなあ、と思って観ていたのですが、結婚式のあたりから、グッと面白くなってくる。
どーにもこうにも石川禅ちゃんが悪いやつだ。
ちょっとはイイとこもあるのかと思いきや。最後まで悪いやつだった。
最悪のDV夫だー(#`ε´#)
上條さんは、私の中ではイライザのお父さん(マイフェアレディ)。
かなりウソ臭いイタリア語連発なエロ親父でした。
悪い人なんだけど憎めない感じだなー。
べっしーは。苦悩する青年、似合うのよね。
そして、笹本マリアンはカワイソ。゚(T^T)゚。
お姉ちゃんは可哀相だよ。妹の為になにもかも。
ミステリー小説を読んでいるような感覚。
内容を知らなかったので、どーなっちゃうんだろってドキドキした。
終わってみると、ちゃんと幕開きで付箋をしいてあるし、面白いお話でした。
終演後にミニ・トークショーが。
司会はマエストロ塩田。
一説には役者よりも有名なコンダクターだ。
かなりの人が残って見ていたんじゃないかしら。
色々失敗談やら暴露大会になってましたよ。
禅さんは失敗談を手帳にメモッてきてました。
玲奈ちゃんは塩田さんに「歌詞作ってないの?」とか聞かれてるし。
「世界1ね~♪」が頭の中で「日本1」になってしまったらしく、あわあわしていたら出て来た歌が「#%*〇☆~♪」で分けかからない歌を歌っちゃったとか。
パニエが取れちゃった話とか。
禅さんはステッキが舞台の端の隙間に落としちゃったとか。
山本さんは楽屋でキャンプインしているらしい。
初めてのミュージカルでそうとう大変らしいです。
このトークショーもかなりマキが入ってたけど、延びてた(笑)
終わったのは10時すぎ。
そして。私の隣に座った男性。なんだか無反応で観ていた。
特に拍手もなく。
で、2幕は帰ってこなかった・・・・。
なんだったんだろう。もったいないね。